嵐の昨日とうってかわり、ブラインドからこぼれる日差しで時計を見たら6時だった。
昨夜も友人に身体をほぐしてもらい気持ち良く寝たのだが、一度夜中に目が覚めてしまい、その後いくつか夢を観たら4月最初の朝であった。
3月はまったく走らなかった。5月の金太郎マラソンに向けて練習を開始する時期のはずなのだが、身体まだ目覚めず、今朝もゆっくり寝てしまった。春の睡眠ほど気持ちいいものはない。
2年前の今日は、会社の女性の結婚式であったことを思い出した。当日は、浜松町から式場に向かったのだが、芝増上寺の桜が満開で、写真を撮りながらうららかな日差しの中を歩いたのを覚えている。
彼女もどんな春を迎えているだろうか。
4月になっても風が冷たく、朝、メダカの世話にベランダに出たのだが、身体が冷えた。でも、日差しはぐんぐん強くなっているようで、先日買ったソーラーのライトをフル充電にしようと外に出したのだ。
新聞を読むと、「今月からこう変わる」という記事。
東北の3県も地デジに完全移行、法人税増税、介護保険料アップとあるが、もっとも気になるのが、東電の大口顧客向け料金値上げだ。
大口の契約でさえ、予告段階からの茶番劇で、値上げを飲んだ企業は限定的だというのに、戸別事情など無視の個人向け値上げに進んだ時に、いったいどんな混乱になるのだろか。
食品の放射性物質基準も今日から厳格化される。茨城県の湖沼や渓流の魚まで食用禁止と聞き、一体全体この先どうなるのかと暗澹たる気分になる。
おりしも、東海以西の3大地震が発生した場合の震度や津波の規模の見直しが公表され、対象域にある原発の対策も焦点になっているが、これだけの被害規模を知った以上、原発再稼働の議論も停滞は必至であり、いよいよ夏に向けての節電対策も本格的になる4月だ。
節電と言えば、わが家においては、この1年で536KWhの削減という結果になった。
約2ヶ月分を浮かせたことになる。特に昨年夏の相棒の努力によるところが大きいが、暑い中でも何とか健康も保たれ、未来への責務として今年もガンバるのである。
いかんいかん、4月になり何か”力みが入って来た”ようだ。
震災から1年以上過ぎ、わたくし自身も、仕事・日々の暮らしのマインドが随分変化してきたように思う。何より「家飲み」が増えたし、計画も「長期スパン」傾向になって来たように思う。「力まずに」「着実に」であるのだ。
さて、陽気が良くなり、前向きな気分になる4月である。水換えをしたメダカは、元気良く水面を動き始めた。いよいよガーデニングも再開の時期だ。
今日は、これから買い物に出て、夕方、ウオーキングからマラソン練習を始めようと思うのだ。湯上がりのビールが格別な時期到来である。
□このライト(電球色)、フル充電で7時間位点灯するようだ。何個かあれば夜間照明はOKか?