昨日は、朝歯医者さんに行き、会社経由で鎌倉に出かけた。
歯医者さんの庭の桜のつぼみは、いよいよ開きそうなとこまで来ていた。
鎌倉は人通りもいつものこの時期と比べると人通りが少ない感じであったが、買い物をしたりビールを飲んだりと、ホッとするひと時を楽しんだ。
昨日の新聞に、ある外資系コンピューター会社のリスクマネジメントの事例が出ていた。
今回の地震が発生した後の活動状況の紹介であったが、思わず舌を巻く内容であった。
発生4分後には遠隔操作で、現地の顧客の被害状況の調査が始まり、出張中だった社長は副社長にすべての権限を委譲。
翌日には日本海廻りで仙台に入るルートを確保、数日後には100件以上の顧客の復旧を果たしたということだ。
すごいスピード感である。手順がしっかり決まっていたとはいえ、今回のような大災害の時に、想定どおりの行動が取れるとは。よほど普段の訓練が徹底されているのだろう。
さて、我家のリスクマネジメントのトップは相棒だ。
普段は実にのんびりしているのだが、あの日は真っ先に家族全員の安否確認に奔走し、持ち出し荷物をまとめ、情報の収集にあたった。
普段はわたくしがメールをしても、93%くらいは返事が来ないクールな面もある相棒だが、あの日は、わたくしとメール連絡が取れないと判断すると、会社に電話をかけてきた。
結婚して初めての事態だ。地震の揺れより驚いた。
東京からは電話もメールもつながらなかったので、相棒からの電話で家族の無事が確認できほっとしたのだ。
しばらく緊張の日々が続いたので、昨夜は地元でおいしいワインをいただいた。
相棒が以前から気になっていた店だったのだが、ワインも料理も満足であった。
飲みすぎて、相棒は二日酔いらしい。
お酒のリスクマネジメントはなかなか難しいのだ。