人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ブログトップ

大鋸字外原(とばら)より

shonanrun5.exblog.jp

ドミノ倒しの夏

いやいや、夏は、夏の暑さは不意打ちをくらわしてくれますね。
加速度を上げた、ドミノのようだ。

誰かが会社で、「群馬は40℃だって」と驚きの声で、今年の夏が始まった感じである。
来訪客は、律義にもというのか、営業職なので、スーツにネクタイで現れた。

こちらは、ビジ・カジであるが、それでも十分に暑いのだ。
スーツの彼には、冷え冷えのペットボトルを、「ドン」と立ててあげたのである。

それにしても、今年の公務員の服装は実にうらやましい。
パフォーマンスと言われようが、そんなことどうでもいい。こちらもTシャツ・ビーサンで仕事をしたいぞ。

効率よければいいじゃないか。
民間は悲しいかな、一抹の冷静感があるのである。

暑さの一方、雨も凄い。
まだ梅雨末期とは言えない時期であるが、各地の被害が心配だ。
台風に向かって、会社の女性が沖縄に旅立って行ったが、どんな週末を過ごしているのだろうか。
台風もいきなり現れたようだが、そうでなければ、梅雨明けの沖縄、素晴らしい海の色であるだろう。

昨夜は寝苦しかった。
熱帯夜の予想はしていたのだが、湘南地元相棒手作りの鯵の南蛮着けと冷え冷えビールで気持ちよくなってしまい、「奇蹟の48歳女性」のクネクネダンスを見ていたら、もはや何も言うことがなくなり、ストンと眠りに落ちたのである。

しかし、熱帯夜はそのまま朝まで寝かせてくれないのである。
3時頃目が覚めてしまい、暑さを感じた途端に、どうしようもなくなってしまったのだ。
こんな夜のために、アイスノンを「大人買い」してしまったのだが、いまから冷やすわけにいかず、新調した扇風機をブンブン回して朝を迎えたのである。

そう、扇風機も「大人買い」をしてしまったのだ。
今年は扇風機に大活躍してもらう予感は誰よりも早く(実際にはそんなに早くなかったのだが)、5月に同じ扇風機を3台も買ってしまったのだ。

我が家は、フライ・ファンというのか、大きな羽が天井からぶら下がっているのだが、これはどうもインテリアの意味合いが強く、やはり夏の暑さには伝統的な扇風機である。

扇風機は、その首を振っているのを見ているだけで、十分に涼しいのだ。
子供の頃の扇風機は、もっとごつくて、モーターの音もブンブンしていたのだが、これほどたくましい奴は他にはいなかった。そういえば、電車の天井にも扇風機がぶら下がっていたのだが、最近はまったく見なくなった。

ホントは大人買いなどしたくなかったのだが、エアコンの消費電力が凄いと言われると、選択肢は他になくなる。今年は扇風機中心に夏を過ごそうと決めたのだ。
ところで、3台買った扇風機だが、我が家の「相棒電気店」は、出張出前据え付けサービス付で、3台の内の1台を友人宅に納めたのである。

扇風機など最近は買い慣れてなかったので、その友人も「どう買っていいか」わからず(?)、我が家に遊びに来た時には箱を見つけ、無事「転売契約」を締結したのである。

今年はだれもが同じことを考えているようで、扇風機仲間が増えたのは、なんか嬉しい気にもなるのだ。

今日は、朝から土曜恒例の歯医者に行き、帰りにお寺に寄った。
境内で骨董市をやっていたのでぶらついて帰ろうと思ったが、暑さのせいか出店者少なく、ぶらつくほどでもなかったので、中庭の菖蒲を眺め、お賽銭をあげて帰って来た。

お寺から我が家へはひたすら登り坂である。
今日も海方面への車は大渋滞だ。
お寺の近くの「ローソン100」で買った、100円の韓国ビールを楽しみに、暑さ最高潮の坂道を登って行った。

梅雨の晴れ間の空を見ていたら、キャンディーズの「夏が来た」の歌詞が口からこぼれた。
「なぜか君に会いたい」
「幸せな雲が風におどるよ」
「君に電話かけるよ」

スーちゃんにささやかれているような幸せな気持ちで、家路に向かったのだ。
ドミノ倒しの夏_a0193762_15583053.jpg

ドミノ倒しの夏_a0193762_15592879.jpg

by goshonanrun55 | 2011-06-25 13:45 | 湘南藤沢
<< たっぷり汗をかきました 焼酎を買いに行く >>