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大鋸字外原(とばら)より

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オバQ音頭

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今日は会社。
午後からにわかに空が暗くなり強い雨が。
西武池袋線が落雷で不通になり、若干1名思案顔だった。
さて、昨日は近くのお寺で盆踊りがあったので、夕涼みにビールと思い、シャワーを浴びてでかけた。

盆踊りと言えば、小学校の頃の夏のメインイベントだった。
「夜遊び」出来るのはこの時くらいなので、近所のワルガキどもは異常に興奮して、そわそわと夕飯をかきこんでは、広場に集まったのだ。

輪に入り踊るわけではなく、クツワムシを採ったり、やぐらの周りをただ駈け回っていただけだったが、昼間とは違う広場の光景、気になっていた女の子に会える期待感で、ドキドキであった。

やぐらから流れる曲は、昔も今もそんなにかわらないが、あの頃の曲と言えば、やはり「オバQ音頭」だろう。
やぐらの上にはプレイヤーとレコードが並べられ、どうして選ばれたのか、同い年くらいが、誇らしげに「オバQ音頭}を紹介するのであった。

炭坑節もいいが、あの音の割れたスピーカーからの「きゅっきゅっきゅっ‐」と言うメロディーが懐かしい。

背筋がピンとした、ポマードテカテカ、和服着流しのおじさんはどうされてるのだろうか。

お寺の盆踊りは、プロの踊り手というのだろうか、これまた毎日和服を着ているおばさん達、手の動き、足の運びがみなピタリと合い、整然とやぐらを回る様はわが町内会の踊りとは別物であった。

ところで、昨夜は、いわき市より「じゃんがら念仏踊り」が奉納された。
この踊りは、いわき市の無形民俗文化財に指定されており、江戸時代から続く郷土芸能とのこと。
鉦、太鼓を打ち鳴らしながら、新盆を迎えた家を供養してまわる踊り念仏。

独特の衣装で登場した、若い男女の踊りで、大人の盆踊りは少々切なく更けて行くのである。

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by goshonanrun55 | 2011-08-07 20:25 | 湘南藤沢
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