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まいにち走ろう

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森と林と

わがやは旧東海道からちょっと入ったところにある。

東海道の松並木はすばらしい。江戸時代の風景がそのまま残っていると言いたいところだが、樹齢を重ね老木の面もちになった今も、古の旅人を熱い日差しから守ったように、涼しげな木陰を提供し続けてくれているのである。

わがやの住所には、”大字(おおあざ)”が付いていた。面白いことに、”字”はその地区の特徴を的確に表現していたようである。住所の”字”には”原”が付いているので、そこがいかにのどかな場所であったかが分かるものだ。

実際、わたくしの家の近所にはかつて小さな牧場があり、牛がいなくなってからは、盆踊りなどの多目的広場になっていた。

海抜は約50メートルである。今でこそ、防災上標高の高さが見直されているが、安全と裏腹に、日常の行動はけっこう難儀な部分もあるのである。

朝は駅まで一気に坂を下って行くのだが、さすがに帰りはバスを使う日も多い。もちろん、身体の為には、帰宅の時も坂を上った方がいいのであるが、つい低きに流れる日が多いのだ。

原の地名のとおり、その周辺には、数多くの林や森があり、誰が言ったのか「カブト山」「クワガタ林」やら暗号のようなネーミングが施され、その名のとおり、そこへ入る時は、心臓がバクバクするような期待感にあふれていた。

林や森の話はつきないが、写真は、わたくしの家にもっとも近い、大きな林である。そこには、子供心にも謎めいた西洋屋敷があって、その周りは夏のセミ取りに夢中になったところである。

湘南の海にはやや遠い場所ではあるが、高原のような木々豊かな別荘地でもあった。そうそう、これまたわが家の近所には、ユース・ホステルという青年の宿があり、バスを降りた一団が、わが家のあたりをぞろぞろと歩いていた光景も忘れられないのである。

この西洋屋敷を、最近久しぶりにぶりに訪れることになったのだ。
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by goshonanrun55 | 2012-07-02 06:34 | 湘南藤沢
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